平成筑豊鉄道 田川線 油須原(ゆすばる)駅。
明治時代に誕生した、今も昔も全国からファンが訪れる「愛され駅」です。

のどかな里山の風景とレトロな駅舎

ゆすばる駅のある「赤村」は、福岡県でも2村しかない「村」のひとつ。

のどかな里山の風景は懐かしさを感じさせます。

木造駅舎のレトロな雰囲気と相まって、ドラマや映画のロケ地にもなり話題になりました。

SLブーム時には撮影地として人気に

昭和49年6月 田川線油須原駅発車後

1960年代から1970年代に起きたSLブーム時には、鉄道写真撮影地として人気に。

石炭を満載した重い列車が力強く駆け抜けていくようすや補助機関車の切り離しが見られるため、全国から鉄道ファンが訪れました。

地元の人に愛される村の玄関口

ゆすばる駅は赤村の玄関口。
通勤・通学で利用する地域の人々の思い出とともにある駅です。
無人駅になってからも地域の方によって構内清掃・整備が行われ、木造駅舎が残されてきました。

駅舎の復元改装

長年愛されてきた木造駅舎をこれからも大切に使い続けることができるように復元改装を行いました。

開業当時の雰囲気をイメージし、木質の建具やレトロ調の灯りに交換しています。

デザイン監修は田川線の東犀川三四郎駅、美夜古泉駅の待合室のリニューアルを手がけた西日本工業大学デザイン学部 石垣 充 教授によるものです。

新たな魅力が生まれています

長い歴史を紡いできたゆすばる駅。

いま、未来に向けてあらたな取り組みが生まれています。

マルシェやライブイベントの開催、地域を盛り上げるプロジェクトなど、さまざまなひとびととの協力のもと、その魅力を磨いていきます。

たくさんの人から愛されるこの駅は、
今も昔も魅力がいっぱいです。

あなただけの宝物を見つけに、
どうぞはるばるお越しください。